令和5年度 職員自己評価と令和6年度の目標について

 大半の職員が良く出来ていたと評価した点は、子どもの生涯の基礎を培う極めて大切な役割を担っている自覚を持ち、一人ひとりの人権を尊重して、子どもたちにとって最善の利益を考慮し健全な生活と発達に資する保育を心掛ける事が出来ました。様々な特徴(障害)を持つ子も持たない子もありのままの姿を受け止め、健やかな成長を願い保育にあたりました。一人ひとりの子どもの発達や興味に合わせて計画を立て、自身の計画の点検・評価・見直しを行い次の計画に活かしました。


緊張や不安を感じている子に対して暖かく受け止め、母親のように優しく接し家庭的な雰囲気を心掛け、子ども達が安心・信頼できるように努力をしました。その時々の要求や気持ちを読み取り自己表現することに抵抗を持たないように、どの子も自分が愛されていると実感できるように接することを心掛けました。保育士としての誇りを持ち、保育士としての責務を自覚して、職員同士が対策を相談したり、意見を聞き反省する。そして連携が取れているというのはとても喜ばしい結果でした。

昨年度は、『人権擁護のため、子どもを尊重する保育のため』に、園内研修を繰り返し行いました。日々の保育を振り返り、『子どもに対する言葉掛け』の大切さと重要性を再確認してそれぞれ保育にあたることを心掛けました。
言語の習得がまだ未熟な乳児はもちろんのこと、幼児も保育士が多用する言語ほど子どもたちの会話のなかでよく使われていることが判明しました。乳児に関しては、思いを保育士が汲み取り言葉にして代弁することが多いので、その際にも限られた単語にならないように語彙(感情を表出し、感情や行動をコントロールする言葉)を増やして子どもの思いを代弁できるように心掛けました。幼児は実体験を通して、事物・事象と関わり触れることで科学的な感覚・数量的感覚を身につける時期です。子どもたちと一緒に不思議がったり、体験に言葉を添えていくように取り組みましたが、まだまだ足りない点が多いと感じます。

今年度は子どもたちが人への信頼感をもち、人に働きかけたり人と良い関係を作ろうとするように言葉掛けをして促します。そのためにも、保育士として感情コントロール力やコミュニケーション力を向上させて意図的に言葉掛けを行うことを目標といたします。

令和3年度 第三者評価

<サービスの状況提供>
園のHPで利用者にわかりやすく情報発信を行っています。コロナ禍において見学会の案内もHPにて知らせ、完全予約制にし感染対策を行いながら園見学を開催しています。ブログにて日々の保育活動を伝え、安心で安全な環境の元、子どもたちがのびのびと活動している様子がうかがえます。


<サービスの開始・終了時の対応>
入園説明会で「入園のしおり」を配布し、重要事項説明書と合わせて園の運営や保育内容、用意していただく物、ブログへの写真掲載等を説明し、利用者の理解を得て同意書の提出を義務付けています。入園説明会時や玄関に掲示してある重要事項説明書にも記載されていますが、苦情窓口があることを知らない保護者がいることから多くの利用者に周知する方法の検討が必要だと思われます。
進級児には、アンケートをとる等して面談を行い、保護者の思いを受け止め不安を軽減できるようにしています。

<個別状況の記録と計画策定>
子どもの状況に合わせ、年度末に年間計画を見直し、次年度に反映するようにしています。保育要録は、0歳児から引継ぎ園児一人ひとりの生活状況や心身の状態を5歳児まで詳細に記録しています。

<サービスの実施>
子どもが色々な体験ができるよう実体験を大切にした保育を行っています。集団活動では理解が難しかったり生活面で補助が必要だったりする子に対して、わかりやすい言葉がけで個々の発達に合った丁寧な保育士の関わりが見られました。隣接したグラウンドで子どもがのびのびと身体を動かし遊ぶ姿があり、園児が主体的に活動できる環境を整備しています。室内環境もすっきりと整えられ、安全で明るく広々とした清潔な室内で、子どもが安心して過ごせるようになっています。室内には全面にピクチャーレールが設置されており、子どもの作品をたくさん展示できるようになっています。
個別の支援が必要な園児に対しては、年に2回ある内科検診での嘱託医との連携や発達支援センターとも連携し、保護者との面談を行い子どもの最善の利益を考えた対応を行っています。
クラスだよりや園だよりにクラスの保育目標を記載し、何を大切に保育が行われているか保護者にお伝えしています。子どもの成長を保護者に見ていただけるような機会を設け、月齢に合った行事計画を立てコロナ禍においても可能な限り行事を行っています。子育て地域支援事業として「ぽこあぽこ」を開催。地域の子育て中の親支援を定期的に行っています。保育園を知る良いきっかけともなり好評です。

<事務所業務の向上>
園長は年2回、全職員との個人面談を行い、職員の思いを聞きくみ取るようにしながらその職員に合った指導を適宜行っています。毎月行う職員個人による自己評価や年度末に行う自己評価をもとに、その職員の問題点を把握し必要に応じて助言をしています。職場の人間関係にも配慮し、良好な関係になるよう努めています。保育士としての専門性を高めるため、専門的な研修会への参加を推奨しキャリアアップにつなげています。

 

令和3年度 第三者評価

保育理念や保育目標は入園のしおりやパンフレット、重要事項説明書に明記されています。入園時には重要事項説明書の内容を丁寧に説明をし、利用者がその内容を理解して同意していただけるという体制を整えています。苦情等の相談窓口がある旨も書かれていて園内に掲示されていますが、今回の利用者アンケートによると「いいえ」の回答もあったので、周知方法についての必要性を感じました。

「保険計画」を作成し、子どもの健康状態や発育・発達状態、疾病を把握して安全な保育に努めています。嘱託医と連携し内科検診を年2回行う際には、事前に問診票を利用して保護者からの質問や悩みを聞き取り嘱託医に相談をして、丁寧に対応をし信頼関係の構築に努めています。日々子どもたちの健康状態を把握し、感染対策として発生の予防に努めて消毒を徹底し、発生時には掲示やメールを使い注意喚起を行い拡大予防に取り組んでいます。
年齢に応じた保育環境の整備に取り組み、安心で安全な環境を通して、生活や遊びが豊かに展開するように努めています。子どもたちは様々な体験を通して、豊かな感性を育んでいます。職員による手作り玩具などが子どもの目線に合わせて設置され、子どもの成長や季節に合わせて取り換えています。可動式の壁等を用いたりしながら、保育活動に適した空間を確保し、各部屋を広く使えるようにしています。年齢に合わせているだけでなく、個別の成長や興味関心のあるものを保育者が察知して用意をし、子ども一人ひとりの発達や成長に即した遊びが展開されることで保育目標の実現に繋がっていくと思います。
園庭だけでなく近隣の公園やグラウンドにも恵まれ、積極的に活用して自然物や自然事象に触れる機会が多くあります。年齢や目的に応じて季節の移り変わりを五感で感じられるような日々の計画を組み立てています。
保育園利用の家庭はもちろん地域の子育て家庭の子育て支援に取り組んでいます。保護者参加の行事はコロナ対策を取りつつ出来るだけ開催をして、保護者と共に子どもの成長を喜び合い実感しています。保護者の相談には丁寧に対応をし、希望があれば時間を作って面談を行っています。支援及び養護が必要な家庭には、関係機関と連携を図りながら対応しています。他の子どもとの生活がスムーズに過ごせるよう園全体で支援をしています。地域支援事業として「ポコアポコ」を開催し、育児相談や離乳食の相談・独自保育の体験や年齢に合わせた遊びの展開等伝えています。園の有する機能を地域に提供しています。
園長は年に数回職員と面談を行い、職員の想いを聴き取り主体的な創意工夫が出来るように促し、気になる事・改善が望まれることはきちんと伝えて保育士としての資質向上に努めています。自己評価表による目標設定など人材育成が整い、自己の保育方法について振り返る仕組み作りも行われ、職員一人ひとりが役割を認識し、日常的に互いの言動を確認し合い、気づきを得ることでより高い保育実践や資質向上につながっています。

プライバシー・ポリシー

ソレイユナーサリー八千代台ホームページは、園児・未就園児・保護者様ならびに近隣地域の皆様に、保育所からの情報を適正に伝えることを主旨としてご案内しております。

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